十七条城
稲葉正成生誕地
別名 船木城 | 付近住所 岐阜県瑞穂市十七条 | 現在 熊野神社 |
2008/9/15 | 案内板アリ | 日本城郭大系 |
船木氏 林氏 稲葉氏 |
春日局の夫、正成 生誕の地 十七条城は、南北朝時代の初め、船木頼胤が築いた城です。 城主は、数代かわり享禄年間(1530年頃)より林氏の居城となりました。林家は、徳川家康に仕えて、2万石を所領していました。 お福(のちの春日局)の夫となる、林正成は元亀2年(1571年)この十七条城で生れました。 成人すると、大垣・曽根城主稲葉重通(一鉄の子)の養子となり、稲葉正成と改姓し、お福と結婚しました。(文禄4年(1595年) お福と正成との間の次男正定は、尾張徳川家に仕え、旧領十七条1006石を所領しました。 正定の孫の代で後継ぎがないため、家は断絶し、その釆地は、尾張藩に組み入られ、十七条城は廃城になりました。 (延宝3年(1635年)頃) |